with camera -カメラを持つということ-
cameraを持って生活するようになってから数年が経ちます。
最初はcameraを持ち歩く事が唯々楽しく、いろんなレンズを取っ替え引っ替え使っては一喜一憂していました。
それから時を経て自分の好きなジャンルや好きな画角、好きな色等が見えてきてそれと同時に周りの風景の見方も変わってきました。
今までなら何気に見ていた風景や素通りしていた町並みがたった一つのcameraを持つ事でこんなにも沢山の発見があるのだなと思いました。
道端の草の水滴
季節ごとに芽吹く花や木
ブロックのツタの葉や
水溜りや
飛んでいる鳥
夕刻の遷り変りや
朝靄の湿度
ガラス越しの景色や
窓のシミや
木漏れ日と影
扉の錆など
これらのモノには然程気にも留めなかったのですが、cameraを持つようになり意識することが増えました。
今まで気にした事のなかったdetailな部分は素通りするには勿体無いほど魅力的な物だったりします。
これは自分の中で大きな発見でした。
人は意識して初めてモノの見方が変わる
これは仕事でもプライベートでも大きな発見でした。相手の立場になって考えたり、家族や同僚の小さな変化に気付いたり、違った方向から考えてみたり。マンネリ化した同じ一日を過ごす中で自分の視点を変えて生活する事はすごく刺激的で重要な事であるとcameraは教えてくれました。
写真においては更に技術が必要ですがそこはこれからも精進しかないですね。
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